当院の地域医療介護連携ICTの取り組みについてご紹介いたします。
当院ではエンブレース株式会社によるアプリケーション「Medical Care STATION」(通称MCS)を導入し、地域医療介護連携の強化を行なっております。
これにより、国のセキュリティ対策の指針を満たした上で、患者様の情報共有をよりタイムリーに、より正確に行うことを目指しております。
また各事業所様との相談窓口を作り、地域連携における課題解決や、新規の患者様依頼などスムーズにやりとりできる場を提供いたします。
これまで、情報共有の方法は、電話かFAXが中心だったと思います。
たしかにこれらで大きな問題はなかったと思います。しかしながら、電話では担当者不在や電話中などですぐやりとりできず、伝言をしても結局はもう一度最初から担当者とやり取りをする必要があったりと、不便に思う場面は多々ありました。またFAXも一度紙媒体で出力して、相手のFAX番号を確認して送付する、重要な書類の場合は到着したか確認の電話をするなど、非常に手間だったと思います。
しかし、ICTを駆使することで、リアルタイムに確認済みの知らせや、手が空いたタイミングでメッセージを確認して返信するという作業が可能となり、双方の時間と労力の削減となり、最終的に患者様のメリットとなるものと考えております。
ICTを駆使することで、この地域の医療介護連携を強化していきたいという目標を持って取り組んでおります。
MCSの導入や利用に際して、特別複雑な操作や費用負担は基本的にありません。当院スタッフで導入のお手伝いも可能ですので、是非ご相談ください。